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158名が参加◇北の大地で鴎道場開催

2012年08月24日

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7/28(土)、29(日)の2日間、北海道協会にお招きいただき、クリニックを開催してきました。1日目の座学に150名、2日目の実技に158名と、今年も多くの学生、コーチに参加していただき、大盛況のクリニックとなりました。

 

今回伺ったのは、大橋ヘッドコーチ、富永オフェンシブコーディネーター、鈴木キッキングコーディネーター、吉永ヘッドトレーナー、山邉アシスタントクルー、LB#2古庄K/P#1金親QB#6菅原DB#16三宅RB#20古谷OL#78渡邊WR#83清水DL#92紀平選手の計13名。今年は特にトレーニングとキッカーに関して指導してほしいとご要望があり、吉永HTと金親選手が参加しました。

 

 

1日目の座学は、吉永HTのトレーニング講義からはじまり、大橋・富永・鈴木の各コーディネーターによる講義に加え、各ポジションの選手たちも講義を行いました。吉永HTの講義では参加者全員でスクワットの実技もあり、頭と体の両方を使いながら学ぶことができたのではないでしょうか。

 

この日の北海道は30度を超える暑さ。講師陣は汗だくになりながら、学生に少しでも上達してもらおうと、熱のこもった講義をしていました。講義が終わってからも選手やコーチを捕まえて質問する学生も多く、この機会になんでも吸収しようという本気の姿が見られたことをうれしく思いました。

 

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▲マンツーマンで学生に説明する大橋HC、今年のオフェンスクリニックのテーマ「スクリーンプレー」について説明する富永OC 、身振り手振りで丁寧に説明する鈴木KC

 

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▲北海道クリニック初参加の吉永HT 、ブリッツやカバーの説明をする古庄主将、キッカーの選手たちは金親選手の講義を食い入るように聞いていました

 

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▲吉永HTの講義では参加者全員でスクワットも。 一言一句逃さぬよう真剣に講義を聞く学生たち

 

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▲連続参加で指導にも熱が入る菅原選手、学生一人ひとりの質問に的確に答えていく三宅選手、ランニングバックのテクニックを実演を交え講義した古谷選手

 

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▲こちらも初参加の渡邊選手、 北海道協会のリクエストにより今年も参加した清水選手、フィルムを使って翌日の実技について説明する紀平選手

 

 

2日目も猛暑の中、実技のクリニックを行いました。今年はフットボール歴の浅い1年生を対象に、吉永HTによるコアトレーニング部門と、鈴木KCによるファンダメンタル部門をつくり、フットボーラーに必要不可欠な体幹づくりと基本的なヒットなど、よりファンダメンタルに重点を置いたパートを設けました。このパートがどのポジションよりも運動量が多く激しいメニューでしたが、1年生は持ち前のフレッシュさで元気に乗り切っていました。


ポジション別の実技でも、選手の話を真剣に聞きトライする姿勢が随所に見られ、クリニック後には格段に上達している学生も見受けられました。

 

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▲ルーキーに股関節メニューをガッチリ指導する吉永HT(左)と鈴木KC(右)

 

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▲【左】大橋HCもファンダメンタルを指導 【右】ハンドテクニックを指導する紀平選手

 

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▲【左】デモンストレーションを行う三宅選手。いい顔! 【右】パントのボールの落とし方を指導する金親選手

 

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▲【左】ヒットの指導をする古庄選手 【右】あまりの暑さにOLパートは日陰で小休止

 

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▲【左】真剣にコーチの説明をメモする学生マネージャー 【右】学生マネージャーに水分補給やオペレーションをお手伝いいただきました

 

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▲【左】カットブロックの手本を見せる清水選手 【右】カットバックを伝授する古谷選手

 

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▲【左】菅原選手が少人数ながら楽しく進行したQBパート 【右】OLのMVP受賞者と渡邊選手

 

 

北海道らしからぬ暑さの2日間でしたが、学生たちの熱い思いと選手・コーチの熱さが合わさり、今年も実りあるクリニックとなりました。北海道協会や大学のコーチの方々との懇親会では、北海道のフットボールを発展させようと様々な意見が飛び交い、地方からフットボール界を盛り上げていくためのサポートを今後も継続していきたいと改めて感じさせていただきました。そして、北海道のジンギスカンはやはり最高でした。

 

大橋ヘッドコーチもこのクリニックで話していた通り、今では全国どこのチームにも甲子園ボウルへの道が開けています。いつかどこかの地方リーグが出場するのではなく、北海道のチームが最初に甲子園のフィールドに立つことを本気で思い、取り組んでほしい、北海道の学生たちにしかできないことがあるという思いで今後のシーズンを過ごしてほしいと強く願っています。

 

そして、それを叶えることができる、熱いフットボーラーが北海道にはたくさんいます。今年もそんな熱い皆さんとフットボールをすることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。