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暑い、熱い! 進歩のヒントをつかんだ-「ハイパー鴎道場」開催

2011年06月13日

 

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6/11(土)、アミノバイタルフィールド(東京都調布市)で緊急特別クリニック「ハイパー鴎道場 ~プロコーチが門外不出の実戦スキルを徹底指導!~」を行いました。


このクリニックは、昨年までオービックシーガルズのオフェンスコーディネーターを務めた新生剛士さんが主宰する「QB道場」とのジョイントで初の開催。毎夏恒例の「鴎道場」は選手がコーチ役で大学生を教えますが、今回はオービックのプロコーチと新生コーチが高校生・大学生フットボーラーを直接指導するものです。

 

幸い朝の雨は上がりましたが、蒸し暑い15時30分に202名(うち見学者109名)の参加者が集まり、予定通りクリニックが始まりました。ポジション別に7班に分かれて、「すぐに実感、体感できる」ことを主眼に置いた、テーマを絞り込んだクリニックです。体の軸を意識するためのストレッチや股関節の可動域を広げるためのトレーニング、ランニングフォー ムの矯正など、各ポジションでポイントとなる部分のウォームアップからスタート。体験したことのない練習メニューや体の使い方に戸惑いをみせながらも、チャレンジを続ける参加者が目立ちました。

 

「いろいろ教わって、頭の中がぐちゃぐちゃです。足の向きが間違ってました。なかなか直せないですね」。ある参加者の終了後の感想です。横浜市立大学4年の武田 樹さん(ランニングバック)は、「足幅をできるだけ自然にしてカットを切ることを教えていただきました。次の動きを考えると、足幅が変化して相手に悟られちゃうんですね。これから練習を積んで、試合で使えるようになりたいです」と語ってくれました。終了後の質問の時間に新生コーチにほめられたのは、青山学院大学3年の中村優作さん。「パスを投げるときの肘の動きです。肘がボールといっしょに動く感じで投げるんです。いままで肘が後ろに残ってました。それに気がついて、コーチにほめられました」。

 

17時終了の予定でしたが、コーチへの質問がいつまでも続き、すべて終了したのは18時前となりました。たいへん熱心で真剣な参加者ばかりで、本当に熱い一日となりました。

 

 

なお、先にお伝えしていました通り、本クリニックの収益の一部を、「Gulls for Tohoku義援金」として東北学生アメリカンフットボール連盟に寄付させていただきます。寄付金額が確定次第、あらためて本ホームページにてご報告いたします。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

 ※20万円を寄付させていただくことといたしました(6/20追記)。 ご報告記事

 

 

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▲グループに分かれて、クリニックの開始です

 

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▲低い姿勢を保つために股関節の柔軟性をアップ(OL)

 

 

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▲バレーボールのトスの要領でボールを確実に捉える(WR)

 

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▲バックペダルは、より速く(DB)

 

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▲はじめの3歩を今より早く動こう(DL)

 

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▲体の軸を意識して、速い球が投げられるように(QB)

 

 

次は7/17(日)、川崎球場での鴎道場です。

大学生フットボーラーのみなさん、参加申し込みお待ちしています。

申込締切:6/30(木)