鹿島戦
2008年11月01日
DB#21玉ノ井です。
HPで過去の試合を当時の選手の言葉を元に振り返っている。
すべての試合がリアルに思い出される。
同じフィールドにいた一選手として、忘れる事の出来ないプレーが、特に鹿島戦は多い。
私の鹿島との忘れられないあの試合は、99年西武ドームでのFAIAL4。
人生で最高のパフォーマンスができた前の試合のFAINAL6のマイカル戦でMVPをもらい、
負けたら終わりの大事な試合で初めてスターターを取った忘れられない試合でした。
そして薄々、大変お世話になったDBの先輩方をはじめ、このシーズン
で主力選手が引退するのを感じていて、どうしても負けたくない試合でした。
その大事な試合の後半、自陣に攻め込まれていて自分サイドのOPENをまくられ、
1st downを更新されたあのプレーが忘れられません。
もしあのとき、自分がしっかりOPENを守っていれば、仲さんが必ずタックルしてくれた
はずなのに・・・と。
試合後は先輩方に申し訳なく、涙が止まりませんでした。
鹿島には心の奥に深い傷を付けられています。
この傷は一生消えません。
過去の話は、今フィールドに立つ上で関係がありません。
今の自分がフィールドで今の鹿島の選手と勝負をする。
それだけ。
きっとマッチアップするであろう選手達は僕と同じ干支。
彼らの若さに正面から立ち向かい、なんの迷いも無く真剣で切り落とす
心と頭と体の準備を進めているところです。
殺気だった空気をライブで感じて欲しいと思います。