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どーも◆トライアウト特集9
2008年01月31日
どーも、2000年入部のOL#75宮本です。
今回は、自分の大学時代から、トライアウトに至った経緯を書きます。
自分は大学からフットボールを始めましたが、オービックシーガルズでは珍しく、同好会で
プレーをしていました。 中央大学にはラクーンズという関東学生リーグ1部のチームの他に、
週4回の練習をしている同好会があり、自分はその同好会に所属していました。
大学4年時は部員数15人ぐらいで、ほとんどの部員が攻守兼任でした。 しかし、やるから
には勝ちたいという気持があり、トレーニングを週4~5回、一生懸命やっていました。
ある時、ジムで会った人に
「何をしているですか?」と聞かれ、
「アメフトをしている」と答えました。
しかし、体育会ではなかったので、間違えられるのも嫌だと思い、
「中央大学の同好会でアメフトをしている」と付け加えました。
すると、
「なんで同好会なのに、そんな一生懸命トレーニングしているの? そんな一生懸命やる場所
じゃないじゃん」と言われたのです。
その時は軽く流しましたが、言われたことを忘れることはできませんでした。別に、レベルや
注目度があるリーグがよくて、レベルや注目度が低いリーグがダメというわけではないと
思いますし、アメフトやってる人なら、そういう場所でも一生懸命やってる人のことが分かり
ますが、 まったく知らない人にさげすんで見られたのが悔しかったのを覚えています。
そこで、Xリーグでプレーして、同好会出身でもやれるんだ、ということを証明しようと思い、
Xリーグでやるためには今、何をすべきかと考えました。やはり、実績のない自分は、大学
1部リーグで活躍する選手以上にフィジカルを鍛えないと入部すらできない、とそれまで以上
にトレーニングをがんばるようになりました。
こうして、オービックシーガルズのトライアウトを受けるに至りました。
なんとか入部することはできましたが、やはり、同好会出身では1年目、2年目とまったく試合に
出ることができませんでした。 しかし、トレーニング、ビデオを見ること、先輩やコーチからの
アドバイス等をずっと大切にし続けたら、3年目にしてやっとこ、スタメンで出場できるようになり
ました。
現在、オービックシーガルズは、大学時代から有名な選手が多く入部してきますが、雑草選手
でも、努力し続けることができれば必ずうまくなれて、スタメンになれるところです。自分以外にも
そのような雑草出身がチームにはたくさんいます。でも残念なことに、近年、少なくなってもいます。
自分は同好会出身であることを後悔していませんし、その場所があったから今があると思っている
ので、すごく感謝しています。大学時代、自分と同じ気持ちだった人や、下部リーグだったけどやる
気があるという人は、トライアウトを受けてみてください。そして、雑草でもできるというのを一緒に
証明しましょう !!