2012年09月05日
~ この夏、強く、速く、でっかくなろう!~
ジュニア・アスリート・トレーニング・キャンプ“1期生” のみんな
8/20(月)~22(水)、オービックシーガルズ初の試みとして、小学高学年から中学生を対象としたトレーニングキャンプ(2泊3日)を千葉市昭和の森で開催しました。小学生10名、中学生13名の計23名の男子が参加し、オービックシーガルズの選手、コーチとともに熱い3日間をすごしました。
この「ジュニア・スーパーアスリート・トレーニング・キャンプ」は、子どもたちの成長に思いを込め、オービックシーガルズのコーチ陣が中心となってミーティングを重ね、準備を進めてきたものです。アメフトやフラッグフットボールだけでなく、あらゆるスポーツに取り組んでいる子どもたちに役立つプログラムを考案しました。
【タイムテーブル】
●1日目 8/20(月)
15:00 集合/開会式/グループワーク(目標設定)
15:55 トレーニング
17:10 フラッグフットボール
18:00 夕食/イベント
21:30 就寝
●2日目 8/21(火)
07:30 朝食
08:45 トレーニング
10:00 アメフトPOSITION ムーブメント
10:55 座学・グループトーク「夢について」
12:00 昼食
14:00 アスレチックコース コンペ
15:00 フラッグフットボール コンペ
17:10 カレー作り コンペ
21:30 就寝
●3日目 8/22(水)
07:30 朝食
08:45 トレーニング
10:55 座学・グループトーク(キャンプ振り返り/CLOSING REMARKS)
12:00 昼食
13:00 閉会式/解散
【今回のコーチ役(選手、コーチ)】
LB#2古庄、DB#8渡辺、DL#11ケヴィン・ジャクソン(KJ)、DL#23バイロン・ビーティー・ジュニア(BJ)、大橋ヘッドコーチ、吉永ヘッドトレーナー、鈴木コーチ、脇田コーチ
このキャンプの通称は、“KJキャンプ”。参加記念Tシャツには、「BIGGER! STRONGER! FASTER!」と刻まれています(左写真/KJ)
●1日目:8/20(月)
▲【左】冒頭のミーティングでコーチ陣が自己紹介 【右】大橋HCがファシリテーターとなり「このキャンプのテーマ」についてグループワーク。一人ひとりがしっかりとゴールを設定し、2泊3日のキャンプのスタートを切りました
▲宿泊した昭和の森ユースホステルの前にあるフィールドへ出て、大自然の中でさっそくトレーニング。
「5種サーキットトレーニングがキツかった~!」と子どもたち
▲トレーニング後は、みんなで夕ご飯。思い切りトレーニングした後に仲間と食べるご飯は格別。食後のすいか割りも大盛り上がり。KJ&BJは、人生初のすいか割りだったそうで、子どもたちと大喜びでした。豪快にすいかを切るのは#8さるコーチ
▲初日の締めは、キャンプファイヤー。最初に各自が設定した、このキャンプのゴールを、一人ずつ発表し合いました。 写真は、KJが企画した「マシュマロinファイヤー」。マシュマロをこうして焼いて食べるのがアメリカ流! 甘い香りが広がり、「おいしい!」と子どもたちも大喜びでした
●2日目:8/21(火)
2日目は、昭和の森に移動。
▲この日も大自然の中で、股関節トレーニングから
ゲストスピーカーに古庄主将を迎え、モチベーショントークを展開。古庄主将から、「自分が感動するくらいチャレンジできたのか」 「昨日の自分を超える追い込みができたのか」 「どんな工夫をして上達しようとしたのか」-1日の練習やトレーニングを終えたときに、そんな確認を大事にできる選手になってほしいという話をしながら、子どもたちと各々の夢について語り合いました。
▲「日々の中で“感動したい”という気持ちを持ち続け、そのために“工夫する選手”になろう」と古庄主将。「しんどいキャンプだったと思いますが、翌日のサーキットトレーニングでは、前日よりも出し切ろうとする子がいたり、『しんどいときこそチャンスだ!』という声が聞こえてきたりと、さっそく変化が見られました」
▲続いて、古庄主将によるラインバッカードリル! コーチも子どもたちも真剣モード
▲フラッグフットボールも行いました
▲合宿の山場を乗り越えた子どもたちの成長が、楽しみです
▲夕方には、カレー作りのコンテストも。今日も一日みんなで頑張りました! 本格トレーニングの数々に、達成感もひとしお
●3日目:8/22(水)
▲朝、気づけば4人部屋に10人で寝ている子どもたち!でした
▲最後のトレーニングをした後、「初日に設定したゴールは達成できたか?」「このキャンプで何を得られたか?」をグループトーク
▲前日のフラッグフットボールの優勝チームにボールをプレゼント。一流アスリートと同等のトレーニングを乗り越えた子どもたちの表情は晴れやかでいい笑顔。みんなよく頑張りました!
「初年度のジュニアスーパーアスリートキャンプは、関係したすべての人にとってたいへん価値のある経験になったことでしょう。子どもたちも私たちコーチ陣も、本当にすばらしい学びを得ました。このようなキャンプを開いたのは初めてだったので、思惑と違ったこともいくつかあったものの、成功であったと言っていいと思います。
私たちの目標は、ジュニア選手に新しくユニークなフィジカルトレーニングを紹介することでした。オービックシーガルズが精通し、よく行っているトレーニングです。若いアスリートたちに、これまでやったことがないくらい追い込むことにチャレンジしてほしかったのです。このチャレンジを通して、彼らは新たな“内なるアスリート”を発見し、刺激され、かき立てられ、GREATなアスリートになるだろうと確信しています。
私たちは昭和の森での滞在中、すばらしい時間を過ごしました。トレーニングとともに、スイカ割り、カレー作りコンテスト、そしてキャンプファイヤーでのマシュマロ焼きといった他の活動も楽しみました。そうした活動を通して、互いの絆を深めることもできました。
今回のキャンプについて、たくさんの好意的な感想をいただき、私はこのキャンプを再び行うのが待ちきれないほどです! 参加してくれた子どもたち、そして彼らを参加させてくださったご父兄のみなさんに感謝したいです。子どもたちの幸運を祈っています。大きな夢を持ってください。不可能なことなど何もありません!」(KJ/以上、訳文)
「アメリカ研修に行くと、どの大学もキッズキャンプやジュニアトレーニングキャンプをやっていてうらやましく思っていました。そのキャンプがこの夏、オービックシーガルズで実現しました。『子どもたちは本当に無限大の体力、吸収力がある』 『KJ選手は意外と厳しいコーチ!』 など、今回発見したこともたくさんありました。
筋肉痛でも歯を食いしばってがんばった腹筋、気持ちが負けそうになったけど最後まで走り切ったクロスカントリー、コミュニケーションのつもりが少し言い過ぎてケンカになったりと、宿泊のキャンプでしか作れない絆もたくさんありました。子どもたちには、学年を越え、チームを越えたこのキャンプでの経験を活かして、スポーツに学校生活に活躍してもらえたらうれしく思います。
お子さんを預けてくださったご父兄、各ジュニアチームコーチの皆様、本当にありがとうございました。来年はさらにパワーアップしたジュニアアスリートキャンプ2013を開催できればと考えています。引き続きよろしくお願いいたします」(鈴木コーチ)
オービックシーガルズは、これからも子どもたちをずっと応援していきます。 「きてきてアメフト先生」「フラッグフットボールで遊ぶ日」、そしてこの「ジュニア・スーパーアスリート・トレーニング・キャンプ」等々、今後の展開にもご期待ください。