« 【ガルズTVメイキング】Vol.29(準決勝・鹿島戦-#25砂川) | メイン | JXB富士通戦MVP受賞コメント[OFF.#59山本,#18木下典/DEF.#23BJ,#25砂川/KICK.#16三宅] »
【ガルズTVメイキング】Vol.30(日本アメフト界最速の男 #18木下典)
2013年12月16日
ケーブルテレビJCN船橋習志野の情報番組「デイリー船橋習志野」(月~土 18:00~18:30)の水曜コーナー「ガルズTV」。同局に映像をご提供いただき、オービックシーガルズのYouTubeでも順次公開中。 ここでは毎回、収録の舞台裏をご紹介します。
ガルズTV vol.30(2013/12/11放送)
「日本アメフト界最速の男 #18木下典明」
今回のガルズTVは、日本アメフト界最速、「NFLに最も近い日本人」と言われ、日本のフットボールシーンを牽引するノリことWR#18木下典明選手にフォーカスしました。
▲「アメリカンフットボールに対する熱は誰にも負けない」とノリ
▲3人兄弟の末っ子。物心ついたときには、兄(QB#13木下善仁選手)の背中を追いかけ、アメリカンフットボールに夢中になっていたそう。兄弟そろってアメフト歴26年目は、チーム最長! 左は、善仁お兄ちゃんと。右は3兄弟、善仁お兄ちゃんに抱っこされているのがノリ
▲大産大附高、立命館大でプレーした後、NFLヨーロッパ(NFLE)のアムステルダム・アドミラルズに在籍(2005~2007年)。写真は、当時、NFLEに参戦していた日本人選手たちと。2007年にフランクフルト・ギャラクシーでプレーしたHAGY(WR#85萩山)の姿も(右下)。「ここは戦える世界だ」と感じたNFLEで、スペシャルチームMVPを2度受賞
▲NFLEでの活躍にNFLから声がかかった2007年、アトランタ・ファルコンズと日本人初のルーキーフリーエージェント契約(2年契約)を結び、キャンプに参加。プレシーズンマッチに3試合出場。2008年は、日本人初の国際練習生インターナショナル・プラクティス・スクワッド(外国人練習生:IPS)のキャンプに参加し、練習生として1年間帯同しました。
「スピード感やサイズ感がヨーロッパとはまた違った。でも、慣れや時間さえあれば勝負できる世界だとも感じた」
ガルズTVにはおさまりきらなかったインタビューを一部ご紹介します。
●日本とアメリカの違いについて-
「日本のフットボールのレベルが低いとは、僕は思わない。ただ、日本とアメリカではフットボールの質が違う。日本は、狭いフィールド感のなかでいかに攻めるか。アメリカは、いかにフィールドを大きく使うか。選手のサイズや能力の違いに因るもので、フットボールの組み立て方が違うのだと思う」
●自身の将来のビジョンは-
「世界を見た自分にしか伝えられないことが、きっとある。外国人との戦い方やアメリカでのプレーの仕方、彼らとどう接していけばいいかということ。自分が動けるうちに、未来のNFL選手を育成する環境を整えて携わっていきたい」
「スピード、クイックネス、そして勝負どころの強さ」が自身の強み、「日本のフットボール界に恩返しがしたい」と語るノリのフィールド内外での活躍に、これからもご注目ください。