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2010年01月
2010年01月20日
ブレット・ファーブ
先週土曜日に納会が行われました。
2009シーズンはとっくに終わっていましたが、納会をもって2009年のチーム活動は終了となりました。
いつも思いますが、負けたシーズンの納会というのはおもしろくないですね。
来シーズンこそ、って毎年言ってますが、ほんとに来シーズンこそ日本一になりたいです。
さて、今の時期盛り上がっているのがNFLプレーオフ。
負けたら終わりのトーナメントなので、見ていて本当におもしろいし、興奮します。
前回書いたヴィックのいるフィラデルフィアイーグルスはダラスカウボーイズに負けてしまいましたね。
ぼくが今応援しているのはミネソタバイキングス。
特にファンというわけではないのですが、40歳のQBブレット・ファーブが出ているからです。
ぼくは35歳。この歳になるとおっさんプレーヤーを自然に応援してしまうんですよね。
阪神タイガースの金本アニキや、最近の話題ではバンクーバーオリンピック代表に内定した
スキージャンプの葛西や岡部など超ベテラン選手のプレーを見ていると、なんか力が入ってしまいます。
気づいたら応援してるって感じですね。
そうそうベテランといえば、ちょっと話がそれますが、先日千代大海が引退しました。
ぼくの一番応援していた力士が千代大海でした。
ひたすら突進の押し相撲。不器用でもそれを貫くプレースタイル。
一番嫌いなのはそんな千代大海に引き落としをする力士でした。
最後の相手が魁皇というのもなんかよかった。
外国人力士で盛り上がる相撲界ですが、千代大海のような相撲をとる力士が出てきてほしいものです。
で、話は戻ってバイキングスの試合はファーブに勝ってほしい、というか、勝たせてあげたい
って目で見ています。
ファーブは昨年、一昨年と引退表明したものの2009シーズンは新天地バイキングスで現役続行。
今年のバイキングスは12勝4敗と好成績を残し、ディビジョナルプレーオフではダラスカウボーイズに
34-3で圧勝。チャンピオンシップ出場を決めました。すごいことですよ。
ファーブは見事なTDパスを決めまくったのですが、決めるごとに手を突き出して大きなガッツポーズを
しながらエンドゾーンまで走っていくんですよね。子供のように大はしゃぎ。
QBは他のポジションに比べるとクールな選手が多いですが、ファーブのそんな姿は見ていてうれしくなります。
パッカーズ時代のスーパーボウルでTDパスを決めた後のシーンは有名ですよね。
NFLは残すところチャンピオンシップとスーパーボウル。
これが終わると思うとさみしくなりますね。でもその時期に合わせているというわけではないですが
ちょうどその頃から2010年度のオービックシーガルズのトレーニングが始まります。
このブログのネタも尽きずになんとか書けそうです。
2010年01月06日
ヴィックの復帰
新年あけましておめでとうございます。
本年もオービックシーガルズをよろしくお願いします。
さて新年といえばライスボウル。
ライスボウルは毎年1月3日にXリーグと学生のチャンピオン同士が日本一をかけて戦います。
今年は鹿島対関西大学。
試合は19-16で鹿島が勝ちましたが、最後の最後までもつれるいい試合でした。
いつも通り、慌てず、確実なフットボールの鹿島と、なんとか喰らいつく関大といった印象。
いかにも鹿島は社会人らしい、そして関大は学生らしいフットボールでした。
鹿島オフェンスを19点関大のディフェンス、見事だったと思います。
さて、NFLも1月からプレーオフに入ります。
楽しみですね。
年末に見たレギュラーシーズンで印象的だった試合について少々。
フィラデルフィア・イーグルス対アトランタ・ファルコンズの試合。
試合はファルコンズのホームスタジアムで行われたんですが、元ファルコンズの
QBマイケル・ヴィックが敵チームのイーグルスのQBとして出場したんです。
ご存じの方も多いと思いますが、ヴィックは2007年に闘犬賭博の罪で逮捕され
2006シーズンを最後にNFLから離れていました。
そして2009年に釈放され、イーグルスに入団しました。
イーグルスにはマクナブという不動のエースQBがいるのでヴィックは控えです。
通常であれば移籍すると元のチームから冷たい扱いを受けます。
今年絶好調のミネソタ・バイキングのQBブレット・ファーブ(40歳!たしか・・・)は
元チームのグリーンベイ・パッカーズとの試合の際、ものすごいクラウドノイズを受けていました
(ブーイングともいえるような)。
しかしヴィックは敵チームながらも3年ぶりの古巣アトランタで、両チームのファンから
ものすごい歓声と拍手で迎えられたのです。
そして持ち前の脚力で何度も良ゲインをとり、TDパスも決めました。
マクナブを始め、チームメイトもすごい笑顔でヴィックの活躍を称えていました。
罪を犯したヴィックを受け入れないファンも多いかもしれません。
しかし多くのファンやチームが彼を受け入れた。
古巣の敵チームまでもが。
彼の人間性なのか、スター性なのか、わかりませんが、その光景がすごく温かく印象的でした。
(罪人に対して寛容になろうと言っているのではありませんよ)
さて、ヴィックといえばNFLでもトップクラスのスピードとRBの走力がウリの選手で
QBながらフィールドを縦横無尽に走りまくります。
NFLは普通QBはそんなことをしません。
タックルされると脳震盪の危険があるので通常はタックルされる前に自らスライディングでダウンします。
そこで生まれたのが(というわけではないかもしれませんが)、ワイルドキャットフォーメーション。
みなさん、聞いたことありますか?
今シーズン、いろんなチームでQBの位置にRBやWRが入るランプレーをしていました。
アレです。
ライスボウルでは鹿島のWRの#2中川選手がQBに入ってランプレーをやっていましたね。
アレです。
あのフォーメーションをワイルドキャットと言い、調べてみると2008シーズンにマイアミ・ドルフィンズが
行って大ブレイクしたようです。
その原型ともいえるのがQBのヴィックを走るランプレーといっても過言ではない、というようなことを
解説の人がおっしゃってました。
とにかくかっこいいです。
来週、1月11日(月)18時10分からNHK・BS1でNFLプレーオフ、
イーグルス対カウボーイズの放映があるので興味のある人は見てみてください。
そういえば数年前、QB#15龍村学選手が確かヴィックが好きって言ってた気がします。
そしてマクナブではなくマク・マナブと呼ばれてるのも聞いたことがあります(どうでもいい余談ですが。。。)
今シーズン、マクマナブの大ブレイクにも期待しましょう!!
ってことで(?)、今年もよろしくお願いします。