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韓国クリニック
2018年02月15日
▲クリニックで指導した日本人コーチ、現地の韓国人コーチと
皆さん、お久しぶりです。Hagyです。
少し前のことになりますが、1/31(水)~2/4(日)の5日間、韓国ソウルに行ってきました。
平昌オリンピックの開幕目前でしたが、目的はそちらではなく、韓国唯一のアメリカンフットボールアカデミー「Back's American Football Academy」(facebook)にWRコーチとしてご招待いただき、QB道場代表の新生剛士さん(オービックシーガルズOB)らとともに、韓国人選手約50名を対象としたクリニックを実施してまいりました。
実は、韓国に行くのは初めてでした。寒い寒いと聞いていましたが、最終日がマイナス13℃になり練習をキャンセルせざるを得なくなった以外は比較的気温も下がらず、様々なハプニングがありながらも無事に5日間の日程を終えることができました。
WRのポジションで参加してくれた選手の大半が、大学からアメリカンフットボールを始めてフットボール歴が半年足らず。体づくりも済んでいないという状況でしたので、今回のクリニックでは、基礎的なメニューを中心に実施させていただきました。
選手たちは、初心者ながら知らないことを学ぶことに貪欲で、日本ではなかなか質問されないような、マニアックで根源的な質問をしてくれるため、こちらも考えて答えることで勉強になりました。
最後の練習でDBを相手にマンツーマンをしたところ、クリニックを通じてやってきたことを存分に発揮し、成長した姿を見せてくれたので、すごくうれしかったです。また、マンツーマンという勝負になると、勝つことに対するこだわりが非常に強く、こういう純粋な気持ちは自分も見習う必要があると考えさせられました。
今回のクリニックを通して、韓国の選手たちにアメリカンフットボールの楽しさが伝わり、彼らが成長するきっかけになればいいなと考えています。
韓国という初めて訪ねる場所で指導をするという、得がたい機会を与えてくださったBack’s American Football Academyの皆様、会場として素晴らしい施設を提供してくださった延世大学の皆様、指導する姿から勉強させていただいた新生さんはじめコーチの皆様に本当に感謝しています。ありがとうございました。
2018シーズンインも間近です。今回学んだことを生かし、日本でも取り組んでいこうと考えています。
では、また!!
▲空港にマスコットを飾ってあったりして、若干のオリンピック感はありました
▲到着時には一面真っ白に凍っていた漢江が、帰る日には少し溶けていました
▲基礎的なメニューを時間をかけて行いました!
▲普段、練習の映像を見ることがあまりないようで、自分のプレーを見るのが楽しそうでした
▲今回のクリニックでWRのMVPに選ばれたコー選手と