プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム(POG / Player of the Game)
※番号順
※( )内:2020シーズンの選出回数(オフェンス、ディフェンス、キッキング計)。
オフェンス | |||||
WR#9前田眞郷(2) | 5キャッチ71ydsを獲得したリーディングWR。平日もQBジミーとのコミュニケーションを欠かさず、準備を継続してきた。ランブロッキングでもTDに貢献し、ビッグゲームでも大きな存在感を放った。 | ||||
移籍 Q#11ジミー・ロックレイ (3) |
パスで258ydsを獲得し、3TDを挙げる活躍で勝利に貢献。JXB直後からライスボウルに向けてひたむきに準備し続け、オフェンスメンバーと息を合わせてきた。鋭い球筋やプレーリードだけでなく、準備する姿勢が素晴らしく、チームに良い影響を与え続けた。 | ||||
WR#26野崎貴宏 | 日本の頂点を決める試合でMVPという最高の栄誉を獲得し、菅原コーチ(2010,11,12季大会MVP)と肩を並べた。特にTDを決めたパスでは、彼らしいルート取りで存在感を隠してワイドオープンになっていた。大学時代の恩師であるチームOB阿南孝仁氏も泣いて喜んだに違いない。 | ||||
移籍 OL#71松原寛志(2) |
OL内の競争を勝ち抜き、スターティングメンバーに堂々選出。終始、コーチの期待に十分応えるブロッキングでオフェンスを支えた。サイズ感を補うプレー理解の高いブロッキングは、ぜひ学生フットボーラーにも見てもらいたい。 | ||||
WR#84西村有斗(5) |
3キャッチ31yds獲得に加えて、ランで49yds独走TDを挙げる活躍でオフェンスを牽引。オフェンススローガンである”IGNITE”(火をつける)を念頭に、皆の心に火をつけるTDで東京ドームを沸かせた。間違いなく、今季Xリーグのトップレシーバー。 | ||||
TE#85ホールデン・ハフ(2) | 2キャッチ2TDを獲得した必殺仕事人。QBジミーとのパスタイミングは練習の通りだが、2TDをもぎ取って期待以上の活躍をしてくれた。ランプレーでもナイスブロックを連発し、ゲインに大きく貢献した。 | ||||
ディフェンス | |||||
DB#1砂川敬三郎 | ボールへの寄りの速さがピカイチで、ナイスカバーを連発。ランプレーでも激しいヒットでキャリアを一発で仕留める、正確なタックルを見せつけた。オービックディフェンスの守護神として、素晴らしい存在感だった。普通ならインターセプト確実なボールをポロリしたことは……。 | ||||
DB#21ブロンソン・ビーティー (3) | 毎度おなじみブロンソン。相手の希望を打ち砕いたインターセプト、相手キャリアへの周りより一段上の激しいヒット、熱いハート、DBとして圧倒的なサイズ感。2020シーズンのオービックディフェンスも、彼の存在なくして語れない。シーズンを通して最初から最後まで、素晴らしい活躍だった。 | ||||
DL#33仲里広章(2) | 相手の複雑ブロッキングにも一切動じず、自分のプレースタイルを貫き、相手を終始圧倒し続けた。この試合に限らず、相手がどうであれ何であれ、自分のプレースタイルを貫く姿は尊敬に値する。その極みのプレーが先のパナソニック戦、オービック史上最大の絶体絶命の残り24秒から繰り出された「神の右腕」。あれがなければ今回の日本一もなかった。仲里選手、ありがとう。 | ||||
DL#35佐藤将貴(2) | オービックディフェンスの闘将。相手の巧みなローブロックに完璧に対処し、終始QBにプレッシャーを与え続けた。サックやパスカットも記録し、この試合でチームNo.1のビッグプレーポイント「7」を獲得。闘将の名に相応しい姿をフィールドで体現し続けた。たいへんなこの1年、闘将として日本一のディフェンスへとまとめ上げた手腕には頭が下がる。お疲れさまでした。 | ||||
移籍 LB#47髙橋 悟(3) |
この試合のリーディングタックラー(※JXB富士通戦以外はすべてリーディングタックラー)。ディフェンス全体ではタックルミスが多かった中、常に1対1の場面で相手キャリアを確実に仕留め続け、セカンドエフォートを許さなかった。どの試合でも、彼のキャリアを仕留める能力はピカイチだった。来シーズンも、フィールドの火の用心をよろしく。 | ||||
LB##56鈴木直樹 | 売りは思い切りの良さ。思い切りの良さで彼の右に出る者はいない。ここと決めたら躊躇なし。そんな彼が、我々のボルテージを最高潮に引き上げるインパクト抜群のプレーを見せた。相手エースRBを激しいヒットで向こう側に倒して6ydsロスさせ、フィールドの9人が思わず駆け寄った。2020シーズンはあまり出場機会がなく、この試合もプレー数は多くなかったが、最後の最後に思い切りの良さを存分に発揮し、「これが鈴木直樹だ」と見る人すべてに知らしめた。 | ||||
キッキング | |||||
WR#7池井勇輝 | パントリターンは相手のスペシャルプレーをケアするプランで、パントの捕球が困難な試合であったが、すべてノーバウンドで捕球し前進。相手に良いフィールドポジションを与えなかった。 | ||||
移籍 K/P#12山﨑丈路 |
6本のキックオフカバーですべてタッチバック、フェアキャッチとなるキックを記録。相手リターンチームは、エースRBをリターナーに入れてビッグリターンを狙おうとしていたが、後半はリターンする意欲さえも奪い取るキックを蹴り続けた。 | ||||
DL#20平澤 徹(2) | 2人を処理するグレートラッシュでパントブロック。相手のスペシャルプレーを警戒しつつ、少ないラッシュチャンスを活かした。自分の役割を完遂する彼のプレースタイルが光ったブロックだった。 | ||||
DL#23バイロン・ビーティー・ジュニア(2) | 先制TDされた直後のTFPでキックをブロック。このブロックにより、相手は2ポイントを狙わざるを得ない状況をつくったことは大きい。結果的に、前半を2点リードして折り返せる要因となった。 | ||||
RB#37岩崎優哉 | 記録には残らないが、キックオフカバーでは2人のブロッカーを吹き飛ばし、パントリターンでは自分がブロックするカバーマンを圧倒して他のカバーマンまでも巻き込む活躍。少ないチャンスでも明らかに激しいプレーを見せ、持ち味を存分に発揮した。 |
●フットボールを始めて12年目でやっとライスボウルの舞台に立てたことをたいへんうれしく思います。これまで支えてくれた方々に感謝します。 今シーズンはコロナ禍でたいへん難しい状況でしたが、オフェンスのスローガンである「IGNITE」をシーズン通して体現できて良かったです。ファンの皆さまの応援が力となりました。7年ぶりに日本一をお見せすることができ、とてもうれしく思っています。
(WR#84西村有斗)
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●ライスボウル開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆さまに深謝申し上げます。
久しぶりのPOG受賞、素直にうれしいです。準備してきた結果だと思っています。前半は思うようなプレーができない場面がありましたが、ディフェンスリーダーのマサキ(DL#35佐藤)が体を張ってチームに勢いをもたらしてくれました。
2020シーズンはマサキを筆頭に、素晴らしいディフェンスを作り上げました。新たなリーダーが台頭するシーズンは強い!!! そう感じました。来シーズンも新たなリーダーの出現に期待!!!
最後になりましたが、人数制限もあり声も出せない中、工夫を凝らしてともに戦ってくれたチア、ファンの皆さまに感謝です。想いは伝わっていました。ありがとうございます! 来シーズンは大声で応援されたい!!!
(DB#1砂川敬三郎)
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●ライスボウルという最高の舞台でこのような賞をいただけてたいへんうれしく思います。母校との対戦ということで、何かでっかいことやりたいなと思っていた中でいいプレーができて良かったです。
最後になりましたが、いつも応援いただいている皆さまのおかげで日本一を達成できたと思います。気づけばおっさんですが、もう少し来シーズンも頑張ろうと思います。ぜひ#20平澤に注目してください。ありがとうございました。
(DL#20平澤 徹)
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スターティングメンバー
オフェンス | ディフェンス | スペシャルチーム | |||
ポジション | # 名前 | ポジション | # 名前 | ポジション | # 名前 |
OL | #77 坂口 裕 | DL | #33 仲里広章 | K | #12 山﨑丈路 |
OL | #59 山本祐介 | DL | #68 清家拓也 | P | #8 長尾 健 |
OL | #58 庄島辰尭 | DL | #35 佐藤将貴 | ||
OL | #71 松原寛志 | DL | #23 バイロン・ビーティー・ジュニア | ||
OL | #75 川本康太 | LB | #13 岩本卓也 | ||
TE | #85 ホールデン・ハフ | LB | #34 寺田雄大 | ||
WR | #26 野崎貴宏 | LB | #4 久保 颯 | ||
WR | #84 西村有斗 | DB | #27 田中雄大 | ||
WR | #9 前田眞郷 | DB | #39 須田克志 | ||
RB | #29 李 卓 | DB | |||
QB | #11 ジミー・ロックレイ | DB | #21 ブロンソン・ビーティー |