アウェーがホームに-富士通戦スタンドレポ
2012年10月24日
10/22(月)に行われた富士通戦。等々力陸上競技場がある川崎市中原区は富士通の本拠地、完全アウェーの地。かつ平日月曜日の夜……。
「どれだけの人が来てくれるだろうか……」
選手たちも試合前の練習中から、いつになくスタンドが気になる様子。
しかし、そんな不安はすぐに吹き飛びました。
まとまってお座りいただこうと想定していたメインスタンドの中央付近は、キックオフ前に早くも満席となり、オービック観客席の幅はどんどん広がっていきました。熱を帯びたスタンドを背に、「“勝ちたい”ではなく、“必ず勝つ”」-選手全員がこの思いを胸に、フィールドに立ちました。
▲【左】バックスタンドの富士通応援団。鳴り響くハリセンの音量は、さすがにホーム 【右】しかし、オービックスタンドも負けていません!
オープニングでは川崎市立東橘中学校吹奏楽部の演奏(上左)、ハーフタイムには洗足学園音楽大学打楽器コースの皆さんによるマーチングパーカッションの演奏(上右)がありました。コイントスは、阿部孝夫川崎市長。川崎市は2007年に開催されたアメリカンフットボールW杯川崎大会を機に、川崎をアメリカンフットボールの拠点にするための取り組みを進めています。改修が進む川崎球場は、2年後の2014年10月完成予定です。
▲「声」は「音」に勝ることを、私たちは知っている-ガルメガ、ミニメガ、さらには、東京ドーム富士通戦の“紙メガ”を持参してくださった方も
▲タッチダウン金子(TDK)もSEA-Cheerも、真剣に勝ちにいく
ハーフタイムには、SEA-Cheerが、“神7”の3選手からの「メッセージボイス」をスタンドに届けました。
○LB#2キャプテン(古庄) 「アウェーを感じさせない試合をします」 (上左)
○K/P#1カネオヤ(金親) 「いよいよ富士通戦です。皆さん、スタンドを沸かせてください」 (上右)
○WR#7オービック・セブン(池井) 「難しい試合になると思いますが、頑張ります」 (左)
そして、「スタンドの声を選手に届けよう!」というかけ声とともに、後半戦へのエールを送りました。
▲手作りのメッセージボード&うちわetc. いつもありがとうございます!
▲スタンドの笑顔がチーム一同、本当にうれしいです! 右下はSEA-Cheerうりキャプテンのかわいい教え子たち
▲試合後のヒーロー・スピーチはこの2人。
【上】2インターセプト☆DB#16たけ(三宅) 「皆さんの声援のおかげで、ファースト・ステージを1位で通過することができました。これからも応援よろしくお願いします」
【下】2TD☆#85Hagy(萩山) 「3連覇への道はまだまだ長いですが、皆さんの応援に本当に後押しされています。ありがとうございます」
▲表彰式。3年連続のディビジョン優勝
▲早くお礼が言いたくて、駆け寄る選手たち。皆さんにメッセージを書いていただいた「参戦横断幕」もかかっています
▲敵地での会心の勝利にスマイル !
皆さんの声援に後押しされ、勇気づけられ、まさにアウェーがホームと化した富士通戦でした。次戦からいよいよセカンド・ステージ。さらなる激戦必至のサバイバル・マッチに突入します。V3まで、あと5勝。引き続き、熱き参戦をよろしくお願いいたします。
【セカンド・ステージ2試合】
●11/3(祝土)14:30 vs.アサヒビールシルバースター(EAST3位) @アミノバイタルフィールド
●11/18(日)11:00 vs.アサヒ飲料チャレンジャーズ(WEST2位) @長居陸上競技場